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ライアーについて

ライアー(Leier)はドイツ語で竪琴という意味です。
古くは古代ギリシャ時代から竪琴がありますが、私が演奏しているライアーはドイツの思想家で教育者でもあるルドルフ・シュタイナーの人智学の思想を受け継いだE・プラハトとR・ゲルトナーによって1926年に生み出された新しい竪琴です。
ドイツのゲルトナーの工房から次々とライアーが製作されるようになり、その工房で修業を積んだH・ニーダー氏の工房で作られたのが左の写真のザーレムライアーです。
ドイツ以外では、イギリス、アイルランド、オーストラリア、アメリカ、そして日本でもライアーは製作されています。
2000年に第1回ライアー国際大会がドイツで開かれました。
そして2002年には日本でライアー響会が設立されました。
世界中でライアーを演奏されている方がいらっしゃいますが、演奏している人数が最も多いのが日本だそうです。
2001年に公開された宮崎駿監督のスタジオ・ジブリ製作のアニメ映画『千と千尋の神隠し』でエンディングテーマを木村弓さんがライアーで弾き語りをされ、『いつも何度でも』の曲とともにライアーが広く知られることになりました。
講師使用ライアー
*レッスンでレンタルするライアーではありません。

ゲルトナー アルトライアー(左)
弦の本数: 38弦
木の材質: 楓
寸法: 68cm×48cm
重さ: 3600g
ザーレム ソロソプラノライアー(右)
弦の本数: 39弦
木の材質: 楓
寸法: 53cm×43cm
重さ: 2600g
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